小学生で不登校〜どこまで許す?〜

小学2年生の終わりから不登校になった、彼。そんな彼がどうして不登校になったのか、そこから始まる引きこもり。親はどうして接していくのか。どこまで許すのか。この幼い彼の今とどう向き合うのか。正解のない、答えのない、手探りな日々の葛藤を描いていきます。

周りからの理解は皆無。

なんだろうと思う。


私だって、自分がなってみて初めてわかったことがたくさんあるから。


人間誰しも想像はできたとしても本当の理解は、実際に体験しないと分からない。


そう思う。


世の中の出来事、事件や事故。

全てがそう。


実際にそこに至るまでの経過…

それは、当の本人たちにしか分からない。


それなのに、人はうわべだけで

良し悪しを決めつける。


私はそうだった。


子供がいないころ、何も分からないのに


(私なら絶対あんなに甘やかさない。)

(怒って従うのが子供)

(親の言うこと聞いて当たり前)


とか、偉そうに心で思ってた。

馬鹿で無知だったころ。


あんな風になるのは親が悪いから。

とか、いろいろ…。


だから、同じ子育て中のママ友にだって

実際に我が子がなってない人からすると

理解できない。


そんなの当たり前。


ただ、相談したり話したりすることが

出来なくなってくる。


こちらも、あちらも、なんて言っていいのやら…状態だね、きっと。


世の中的には、やってはいけないことばかりさせてる我が家だから。


理解なんて程遠い。


自分自身もなかなか理解までに時間かかったんだもんなぁ。


他人になんて余計に難しい。


でも、やっぱり誰かに聞いて欲しい。


そして、それで良いって背中おしてもらいたい。


でも、できるなら同じ経験してる人に。

そんな人との出会いを望んでる。


学校の先生やカウンセラーの先生も

話は聞いてくれるけど、

本当の意味での理解はしてもらえない。


分かりきってることを、言われる。

それが出来てたら初めから悩んでないよ。


って言うようなこと。


そんなことを、あたかも教えてあげるってな雰囲気で…


イラっとしてしまう。


そんな段階とっくに超えてる。


だから、分からなくなってんの!って。


その先を誰か教えてよって。


このままの状態  続けて  どうなるの?


それだけ。知りたいのはそれだけ。


でも、それは誰にも分からない。


そこに望みを持って、

今を楽しく待つしかない。


そう思うんだ〜〜


それしかないんだもん。


そう、答えは出てる。


でも、ダメな親感ハンパない。


要するに《放置》ということだから。


何にもしないで、


ニコニコしてご飯出して、


お互い好きなことしてそれぞれの時間を過ごしてる。

そんな時間。

そんな日々。


そりゃ、思うよね!!


アァ、これで本当にいいのかって。





親子で引きこもり〜贅沢な時間。

なにをどう考えればいいのか分からないまま


思考回路がストップして


何も考えないまま、好きなドラマやお笑い、


好きな映画、漫画、好きな食べ物…


そんなものに囲まれて、時間が過ぎてみると


あいまで、こんな生活もなんだか悪くない


いや、むしろ、正々堂々と好きなことだけを


していい時間。


なんだか、ありがたくも感じてくる。


こんな機会がなければ、こんな体験も


出来ないし、


幼いからこその彼との時間も


お互い好きなことしながらも、時々、


愛犬と戯れて笑ったり、


美味しいもの一緒に食べて笑ったり、


旅行に行く計画を立ててみたり、


パパがいないところでパパの悪口言って


笑ってみたり…。


とてつもなく貴重な時間を過ごしてる。


とてつもなく贅沢な時間を過ごしてる。


そんな気持ちになって、


こんな時間や日々に感謝の気持ち。


彼がいなければ、彼が不登校にならなければ


味わうことが出来なかった時間や気持ち。


本当に貴重な経験からの学び。


こんなことが起きたから悩んだり、


いろんなことを考えさせられた。


悪くない。


きっと家族3人の宝物になる時間のはず。


だから、今を精一杯、味わおう。


いろんなことを思い、考え、悩む。


大いに結構。


そして必ずそのあと人は成長する。


そう信じて、また楽しみを増やしながら


彼との引きこもり生活を楽しんでいこう。


そして、その中でも成長する彼の姿を


こんなにも間近でみていられることも


とても楽しみにしながら、


私も彼とともに成長!したい。


人間、死ぬまで勉強&成長。


自分が体験してみて初めてわかる思いがある


だから、たくさんの経験がその人の財産。


そう思って生きていこう。


分からない人には一生その辛さや思いは


分からないままなんだろう。


でもそれも、仕方ない。


人それぞれに人生があるんだろうから。





何を悩んでいいのか…

すら、わからなくなってきたなぁ〜


学校に誘ってみても「やめとくー」


先生から誘われても「やめとくー」


お友達に誘ってもらっても


「やめとくー」の連続で……


先生たちにも、今までのように作戦会議を


することも辞めることを伝えて、


強引に誘う事もやめて、


彼が、自ら動きたくなるまで、


今は待つしかないのかなって。


それしか出来ない状態なのかなって。


だけど、それは言い方変えると放置。


この歳で、彼の意思だけで日々を過ごす…


なかなか勇気がいる。


恐ろし〜〜!!


ただのワガママ人間になるんじゃないの??


とか、


何にも出来ない人間になるんじゃないの??


とか、


勉強は??生活リズムとかは??


とか、


我慢できない大人になったら??


その時は、今から放置しようとしてる


私たちの責任だと言われても仕方ない


ってことぐらいのこと。


それを、今からするのか???


彼の一生を責任取る覚悟で???


そんなこと出来るのかな……


いやいや、私たちが先に死ぬんだよ??


どうすんの??


とかまで考えてしまって、途方にくれる。


でも、そんな先のことは全くわからない。


今の引きこもり生活も、


いつまで続くかなんて、誰にもわからない。


だから、今だけ。


そう思うしかない。って思ってても、


意味のなさそうな不安や焦り。


どう考えて過ごしたらいいんだろう。


1日中、YouTubeやゲームして、


夜寝るのも遅くなって、


買い物とか、学校以外のとこに行く事も


嫌がってて…


ほぼ引きこもり生活で。


こんな毎日を許しながら、日々、悩みながら


今日は、これでいいか、と思えたり


何かイライラしてみたり。


ストレス溜まってるなーって思ったり、


彼との時間、ある意味幸せだな〜って


思えてゆったり過ごしてみれたり。


日々変わるこの気持ち。


ワケワカメ…古っ(ーー;)


そんな状態が毎日続いてますます。。


誰か答えを教えて〜〜♪


誰にも言いにくいこの問題。


とは言え、誰かにあーだこーだ言われても


あなたに彼の何がわかる???


とか思って答えにならないし、


相手にも嫌な思いをさせてしまったりして。


だから相談にもならないんだよね〜


最低だ、自分。


ってなって、また落ち込むだけで。


なら、話さない方がいいかってなる。


そうすると孤独がやってきて。


でも、相談する方がしんどくて。


なら、孤独を感じてる方がまだマシか。


と、思ったりして。


頭がパンパン、心もパンパンになって。


全く考えない時間も作らないとって、


DVD借りまくって見よう!!


って、付けてみるものの、


頭の中、無意識にいろいろと考えてて…


いやいやいやーー!!!


全然、集中できない…凹凹


楽しくなれることを考えよう!


漫画だと割と集中しやすい。


夏休みの旅行のこと考えてみたり。


愛犬と遊んでみたり、


彼と愛犬は一緒にお風呂はいることが好き。


だから、一緒に水浴びしたり、


じゃれ合ってる姿を見て癒されたり。


なかなか幸せ感じられたりするもんだ〜〜♪






不登校小3男子のいじめられた思い…(原点)

もぉ八方塞がりの私たち。


今後を本気で考え、悩む日々のはじまり。



パパは、なぜ学校に行かせたかったのか…


それは、


【地元の友達を大事にしたい】


と、思っていたから。


学校に行ってなくても、


地域のどこかで会った時、


「よ!」   「よ!」のやりとりくらい


できる間柄でいて欲しい。


そういう  つながり  を大事にしたい。


学校に行かず、お友達とも会わず、


たまたま会ってしまった時に、


気まずくなるようなことは、避けたい。


そんな想いからだったようです。


学校に行ってた頃は、


友達が家に遊びにきてくれると、


喜んで遊びに行ったり、


家で遊んだりしていた。


だけど、不登校になってからの彼は、


断り続けるようになり、


たくさん来てくれても、


インターホン越しで、


私からお断りするようになっていった。



それにはきっと、理由があったと思う。



家で遊んでる時は、まだ幼い彼らの様子は


よく見える。


見てると、彼は、使われてることが多い。


そんなことがよくあった。


2年生で、お友達から、


別室で「お菓子持ってきて」と


言われてるのが聞こえて、


その後、すぐにお菓子を取りにくる。


たまたま置き菓子がなくて、


ないと断ると、今度は、


お小遣い持って駄菓子屋にいくと言われ、


「ママにお金もらってきて」と言われ、


初めての買い物に200円だけ持たせてみた。


相手の子に、お金は持ってるのか


尋ねると   持ってる!  とのことで、


2人で駄菓子屋に行き、何やら買って


帰ってきたら、2人が3人になっていて、


仲良くみんなで楽しそうに、


駄菓子を食べて遊んでた。


で、友達が帰った後、


彼は訳もわからず、荒れていた。


とにかく機嫌が悪く、何かにつけて


イライラし、当たってくるような、


そんな感じで。


なにがあったのか、


落ち着いた頃に聞いてみると、


「俺のお金で買われた。」と。


なんで断らなかったのか聞くと、


「断った!でも、ウザいって!とか


言われて、奪われた。」と。


以前から、こういう感じのことは、


チラホラあって、


公園で遊びに行っても、必ず、


全身ビチャビチャになって帰ってきたり…


何で?って聞くと、


水風船のまとになってきたと。


自ら、当てて!と言って、当てられては


オーバーリアクションをしてしまう彼。


ある日の公園を覗いてみると、


的にしても、リアクションする彼が、


公園に着いた途端「まとが来たー!」


と、見つけるなりぶつけてくるお友達。


それでも、彼はニコニコ嬉しそうに


当てられる。オーバーリアクションをする。


でも、それがずっと続くことは辛い。


けど、言っても、時すでに遅しで、


楽しすぎる周りに、彼の声は届かない。


そんな状況が、よくあった。


周りの子が笑ってくれるから…


これをすると、


周りの子から相手にしてもらえる…


なんてことを思いながら、


普通の子はしないだろ…


って思うようなことを自らやる。


そんなふうに見えた。


ママは、切なかったことを覚えてる。


同じ年の子からすると、かなり


幼く見える彼。


そんな彼が、必死で周りの子に


ついていくために考え出した、


唯一のコミュニケーション…


だったのかなと思うと、なおさら切ない。



そして、頑張っても頑張っても


そんな付き合い方しかできなかった彼は、


お友達との、


お付き合いに疲れたのかもしれない。


幼すぎて不器用で、


周りの子と違う価値観で生きてる彼に


周りの子供たちの中に


溶け込むことは、今の年齢では、


まだ難しい……


そんな感じなのかな〜〜。


他にも、まだ幼い年ごろなだけに


イジメという大きな事柄のようには


ならなかったけど、


このまま放置していれば、


イジメという名前に変わっていってた


のではないかと思うことが、


他にもあったりして。


それは、学校の外でも中でも。


私たちから見えない場所でも起きていて。


彼は自分から言えないまま、


嫌だけど、対処の仕方もわからずに


ただ無理やりなものを耐えるだけの


時間があって…。


他のお友達が見てて、辛そうだと


お母さんに伝えてくれて、そのお母さんから


私に連絡がきて、学校で確認してもらうと


本当に事実で無理やりが起きていた…


先生も把握してないところで。


そんな事もありながら、


学校とお別れする前、


「俺は、学校  頑張りすぎたな。」と、


とっても清々しい表情で、私に


学校を辞める。と、


言ってたことを思うと


本当によく頑張ったんじゃないかと思う。


そして、「学校に行くといじめられる。」


とも言うようになっていったのは、


学校に行かなくなってから…


それまでも、きっと感じて思ってただろうに


言えなかったのかな。


私たちは、学校に行かせることに必死で


毎日、怖い顔してたのかもしれない。


彼からすると、1年ほど、毎日毎日


体全体で《行きたくないよ!》と


伝えてくれていたのに、そこに気付くまでに


1年もかかってしまったのだから。


誰からも分かってもらえない日々を、


耐えていたんだろうと思う。


そんな彼の気持ち、訴えを、私たちが


忘れないようにしなければと、


強く思う。


だけど、すぐに、私たちは


自分たちの不安でいっぱいになり


ついには、そんな事柄を忘れた日々を


過ごそうとして、また失敗を繰り返して


また、原点に戻る…



本当にその繰り返し。







不登校小3男子へパパからの挑戦…

が、始まります。


それは、【お願い作戦】。


寝る前に男同士の時間を作り、


正々堂々と、パパからお願いがある!


『学校に一緒に行って欲しい。』


と、お願いしてた。


パパか、ママが必ず中まで入って


一緒にいるから、楽しいことだけして


帰ってきたらいいから、と。


給食を食べて帰るだけでも、


大好きな遊具で遊ぶだけでも、


好きなお友達に会いに行くだけでも、


なんでもオーケー。


いつ行って、いつ帰ってもオーケー。


そして、学校とも相談して


そのような対応でお互いに、


彼には無理強いしないことを約束をして


行ってみることに。


彼も、少し休んだ後ということもあり


意外とすんなり行ってくれた。


でも、なかなか担任の先生は、


その約束に理解できなかったのか、


割と強引に授業に参加させたがりました。


これができたら次はこれ、やってみよ!


とかで、グイグイ誘われます。


すると、断りにくい状態になり、


あ、しんどそうだな…と


雰囲気や態度、表情で読み取れます。


そうすると、「帰る。」と


一言。


パパは、もぉ少し頑張ろう。と、


楽しそうな雰囲気を、


頑張って出そうとして、


結果、先生もパパも頑張らせます。


その結果、


毎朝、行くような行かないような


でも、本心は行きたくないような


でも、お願いされたら答えたいと


幼ながらに思うのか、


パパから言われると、「行く」と。


ただ、パパが仕事に行って


行くと言っていた時間が来ると


だいたいYouTubeに夢中になってる時間。


そんな彼に行こう!と声をかけると


顔を歪めて、とても嫌そうな反応。


そこで、やめればいいものを、


私は《学校が嫌とかの理由じゃなく


YouTubeやゲームがしたい、が理由なら


これは許すべきことではないのでは?》


と、不安になるし、許しては駄目だ!


と、思ってしまう。


すると、怒った顔をしていることでしょう。


そんなママから、


「ゲームがしたくて行かないは、なし。」


と、言われてしまいます。


(きっと、YouTubeやゲームがした過ぎて


「行きたくない」と言ってるわけじゃない


ってどこかで、思っていただろうに…。


私の焦りや不安が、いっぱいで、


本人の思いのままを許しては、


ただのワガママ人間にでもなるかのような


怖ろしさが、襲ってきてた。)


渋々、行くことに。


それでも、途中の道で、


靴下が、合わないとか、


靴に石が入ったとか、


いろんな理由で止まりまくる。


全然前に進まない、みたいな時間。


怒ってしまう、ママ。


「行くって言ったんだから、行こ!」


って、なるけど、


テンションだだ下がりのまま、


学校に到着。


先生でも、ママでも、全くテンションは


上がらない。


それでも、頑張らせようとする


彼の周りの大人たち。ママも含まれます…


(こうして、改めて文章にして書いてみると


本当、なんでそんなことしてたのかと


思えるのに…。


その時は、自分の思いで行動してしまう。)



そんなこんなで、


楽しい時間もありつつ、


でも、しんどさも、きっとあったであろう


時間が、日が、過ぎて、


1週間のうちの4日ほど、数時間ずつ


行けたのちの週明け…


熱を出しました。


フワッと、熱だけ。


でも、朝からコロコロしてるし、


すぐにやりだすゲームに行かないし、


元気がない朝で。


他になんの症状もなく…。


1日で下がる熱でした。


また、次の日から、パパからの


プッシュが始まります。


1週間に1度、学校の先生たちと


私たちで、プランを立て直す時間をとり


あーでもない、こーでもない、


あれは、しんどかったんじゃないか、


これは、楽しんでたんじゃないか、


今後はこうしていこう。


みたいなことを、えらそうに語ったりして。


次の週に挑む。


別室でもなかなか入りたがらない彼。


誘いまくる先生。


優しい言葉掛けにしてくれているけど、


見た目は笑顔だけど、


きっと彼には、目の奥で笑ってなくて、


大人のこんたんも、丸見えで…怖い。


そんな感じなんだろうな…と、


どこかで、感じながらも、


私の方が先に、部屋に入って、楽しもうと


無理やりな楽しい雰囲気を出してみたり。


(本当に、今思うと、なんという茶番…笑)


渋々、部屋に入るけど、何もしたがらず


お気に入りのぬいぐるみとかで


少し離れた場所で1人遊びだす。


時間とともに、時々、寄ってきて、


やりたい?と聞いても、首を横にフル。


何度かそんなやりとりが続いて


時々、彼も参加して…


でも、終始楽しくなさそうで。


意味があるのか…なんて思いながら終わり、


2人で家に帰る。


帰るとすぐに、YouTubeをヘッドホンで


聞きながらのゲームが始まる。


どうだったか、本心は、聞けないまま


時間は過ぎていく。


何時間か過ぎて、夜になり家族の時間に


軽い雰囲気で聞いてみる。


「学校どうだった?何した?』と、


パパが笑顔で。


…困ってるような、考えてるような、


なんとも言えない顔して、


「楽しかった。」とか言う。


しんどくはないのか、と、


ちょっと嬉しくさえ思ってしまう私たち。


そんな日々を、また1週間続けた週明け、


またまた発熱。


今度は風邪を引いてる様子。


食欲も激減。


3日ほど、休んで熱は下がる。


休めば元気にもなる。


だけど、学校は「行かない」と。


それまでの2週間、行って欲しいという


私たちの思いに応えてみた。


だけど、やっぱり「学校はいい。」と


言ってるように思えた。


私たちは、これ以上、


どうしたら良いのか…分からなくなった。


ここから、本当の彼の気持ちに


寄り添うように考えるようになっていく…


といいんだけど。


不安で、混乱の、頭パンパンの


時間が待っていて、


覚悟しないといけないのか、と


本気で悩む時間がくる。。








不登校小3男子、学校や人への恐怖…

が、どんどんと強くなり


態度にも出るようになっていました。


学校に行かなくなってから、


やっと態度に出せるようになった…


そんな様子でした。


何が嫌だったか  などを彼なりに


教えてくれるようになりました。


そんな中、まずは、学校へ私たちの思いを


伝えに行きました。


彼のしんどさも伝えたいし、


理解した上での対応を


できる限りお願いしたいこと。


担任の先生は、それまでの


私たちからの相談については


だいたい、「無理です。」が、


答えでした。


しかし、不登校になってから


やっと、上の先生たちや


子育て相談(区役所の)に


相談に行った時の、


スクールソーシャルワーカー


みたいな人や、


教育委員会へ連絡したり、


いろんな方に間に入ってもらうことで、


学校側も、ある程度の枠を外して、


やらないといけないと、


ほとんどの先生が考え直してくれました。


学校に行かなくなってから、


用事があって学校に一緒に行く時の


彼は、学校恐怖症のように


なっていました。


私たち以外の人間には、


目を見て話すことすらできなく


なっていました。


大人も子供もでした。


かなり、きつかったんだなと、


改めて実感しました。


1人で愛犬と留守番も出来てたのに、


全くできなくなり、


買い物いって、1人で車で待つことも


出来なくなりました。


1人でいられなくなりました。


1人でどこにも行けなくなりました。


学校には、特に行けません。


それまで担任だった先生も、


今年、担任になった先生にも


目を合わせて話せない。


話しかけられても逃げる。


そんな状態でいたので、


まずは心の休憩が必要で、


自分のしたいこと、


とことんさせて、心の回復を


待つことにしました。


そして、2ヶ月も経つと、毎日を


YouTubeとゲームで過ごせて、


彼はとっても元気そうに、


イキイキ、キラキラし始めました。


そうなると、同時に、私たちは


どんどん不安になり、


焦る日々。


本当にこのままでいいのか。


学校を辞めても、少しはやっていた


勉強もイヤイヤになり、


やってても意味があるのか分からなくなり、


親子で険悪なムードになるくらいなら、


いっそやめてしまおう!


と、家の中からも勉強はなくなりました。


塾的なところにも、行かせてみたけど、


先生によっては、根性論?今の時代に?


みたいな態度でこられると、


彼はみるみる、不良男子に…


机やドアをバン!みたいな雰囲気で、


すごく見てて分かりやすいのです。


あぁ、強制されることや、


強制的な態度をとってくる人には、


とことん自分を貫くんだろうなぁ。と。


そんな先生に当たってしまったあとは、


私も一緒に愚痴って帰りました。


そしたら、彼は、すぐに


ニコニコして、落ち着いて、


いつもの穏やかな彼に戻りました。


とはいえ、


はたから見れば、きっと私たちが


許していることは、ただのワガママ


に見えるようなことなんだろうな…


とか、考え悩むようになっていきました。


常に楽しそうに、忙しそうに、


ゲームやYouTubeに夢中な彼でいていいのは


いつまでなんだろう…?



そこから、パパが、


「これから自分のやり方で、一度、

学校に連れて行くことをしてみたい。」


と、言い出しました。


私は、驚きながらも、怖さもありました。


また、同じことの繰り返しを


また、あの辛さを繰り返してしまったら


と、思うと、心から賛成できません。


でも、パパの決意は固く、


無理やりはしないことが、


大前提だったので、私も


「この子は、私だけの子ではない。」


と、自分に言い聞かせ、


パパの指示に従ってみることに。


自分自身も何もせずに過ごすことに


焦りと不安と恐怖が込み上げ、


押しつぶされそうな日々だったこともあり


少し任せたい。という気持ちも


あったのです。


そこから、わずかな挑戦が始まり、


あっけなく、その挑戦は、


終わりを迎えました。


その挑戦を、次に書き綴りたいと思います。
















不登校小3男子との葛藤…

が、日々あります。


今まで、自分のやりたいことを


抑え込んできたであろう彼だから


と、思って、なるべく自由に


させたいと思っています。


が、学校を辞めてから、ほぼ、


YouTubeとゲームです。


YouTubeを、ヘッドホンで聞きながら


テレビゲームをする。


それを、何も言わなければ、


一日中、ご飯も忘れて、やります。


はじめの、2〜3ヶ月は、ずっと。


でも、学校を辞めた代わりに、


いろんな経験は、させてあげたいと


思っていた私たちなりの計画も


ありました!


それも同時に行いながら、


大好きなYouTubeやゲームも、


とことんさせてました。


すると、どうでしょう?


私たちの計画は、ことごとく断る。


泣きながら嫌がる。


イライラして怒る。


え?なに?なんで??


最初は機嫌よく、楽しく、


やってたのに??


そして、どこにも行かない。


買い物すら、


泣いて車から降りようとしない。


それまで大好きだった、


親子で仲良しのお友達の家にも


行かないとか言い出す。


外出が大好きだった彼なのに、


どんどん引きこもっていっている。


私たちが思っていた流れとは、


真逆に…。


学校は、無理でも、自分がやりたいこと


には、頑張って行くと


どこか、安易に考えていた私たちは


途方にくれます。


どこまで、許すのか??


まだ、8歳の彼に、【自由にさせる】


ことの本当の意味を、


ここにきて初めて、


本気で考えさせられることに。


学校に行かなくても道はある。


とも思っています。なんて、


カッコいいこと言えません。


やっぱり、先のことを考えると


悩ましいし、怖いし、不安や焦りが、


たくさん襲ってきます。


そして、


学校でしか出来ないこと、


今の時期に、


今しか出来ない経験や体験…


は、たくさんあるのではないか。


とも思います。


まだ8歳だからこそ、素直さが残ってる


今だからこそ、


その経験ができる場所に、


戻れる時期なのではないかと、


思ったりもします。


そして、悩みに悩んで、


いろんな事を、試してみよう!


と、思ったのです。


そして、まずは、学校に遊びに行く。


親子共々で。


授業も別室で親子で受ける。


なんなら、

親の方が楽しんでしまおう!作戦!


で、やってみる?みたいなことを


考え出して行くのです。


こんな計画を立てているときは、


とても前向き単純な私たち…笑笑


そして、どんな経緯でどんな結果か。


まだまだ、続きまーす。