小学生で不登校〜どこまで許す?〜

小学2年生の終わりから不登校になった、彼。そんな彼がどうして不登校になったのか、そこから始まる引きこもり。親はどうして接していくのか。どこまで許すのか。この幼い彼の今とどう向き合うのか。正解のない、答えのない、手探りな日々の葛藤を描いていきます。

ユーチューバーぶり。

最近の息子は、もっぱらユーチューバーに

なりきって動画撮りまくり。笑


これがなかなか面白いんです♪


話したこともないような敬語使ったり

話したことない標準語使ったり…♪


そして、その自分で撮った動画を

見るのが大好きで、さっきまで撮ってた

動画を私と一緒にすぐ見て、大爆笑!


本当に、そんなに笑うんだっていうくらい

笑ってる。


お腹痛いって言いながら笑ってる。


正直そんなに笑えなくても

こっちまで、息子の笑いにつられて

大爆笑しちゃう。


幸せなんだろうなぁ〜


そして、ずっと動画撮りたいし

ゲームしたいしで、私から離れて

自分の部屋でやってる。


私が近づくと「し!今撮ってる」って

小声で言ってくる。


なんか自分の世界だなぁ〜って。


成長だなぁーって思ってる私って

親としておかしいのかな?笑


いやいや、完全に嬉しい成長。


文章作ってる。

言葉が増えてる。

敬語使えてる。

人に見えやすいように考えてる。

何を伝えようか悩んで考えて作ってる。


そしてそれを見直して、

俺ここよく考えてるって言う。

見直してたりするんだなぁ〜


いろんなゲームしてる中で

ゲームの中のマップが見れて

理解してたりする。


アルファベットに興味持ったり

覚えたアルファベットを

パソコンのキーボードで打って

自慢してきたりしてる。


全部全部、自分で考えて悩んで答え出して

決めていく。


自立ってこう言うことなんじゃないかって思えて仕方ない。


こんなに楽しそうにキラキラしてる

息子を見てると、このまま成長していくのが

楽しみで仕方ない。


将来どんな息子になってるのかな〜


気付かないまま、このまま楽しいこと

ワクワクする方に進んで

お金稼げることに繋がったり

好きなことや好きな人に囲まれて

生きていく場所を見つけてくれたら…


こんなに幸せなことはないね!!


先生に指示出しまくる息子〜笑

昨日、今日と、何故か息子が学校に行きたいと言い出して。


突然来ますね〜

何かの波のように…笑


そして、何がしたいの?

と聞いたら、たいがい、

「遊びたい」と言う。


何して遊びたい?と聞くと

「人形で遊ぶ」って…笑


なるほど。


息子が昔から大好きな遊びの1つ。


今までも学校にあるぬいぐるみとか

おもちゃの人形使ってよく遊んでた。


でも、学校に行かなくなってからは

先生と人形で遊びたいと思っていっても

誘いが強すぎて、結局負けて、

思うように出来なかった…


なのに、月日が経つと、またしたくなるらしい。


よっぽど好きなんだろうなぁ〜と

思いながら、付き合って学校へ。


ピンポン押して入る。


担任の先生が飛び出てお出迎え。


突然に来て、どうしていいかわからない様子の先生に息子は、ここで遊ぶ!

これする!先生もしようー!

俺がこれで、こうするから先生はこれをこうして…などなど。


先生に指示出しまくる。

先生には、私からも本人がやりたいということだけさせてくださいと伝えていたので、

今回は何とかいうことだけを聞いて、

指示通り動いてくれてました。


感謝です。


息子はそこから、2時間半、

次から次へと出てくるアイデアのままに

先生に相手してもらいながら

ずっと息子の指示のまま時が過ぎ、

とっても夢中になってやってるので、

時間も忘れて楽しそうに

キラキラした様子で遊んでた。


休憩なしで。


すごいなぁ〜この集中力。


そして、次々と頭から出てくるアイデア


セリフや、動き方。ストーリー。


こんなに出てくるものかと感心。


学校行く前は、ゲームに2時間ほど集中して

学校でがっつり集中して

帰ってからも2時間ほど物作りのゲーム。


常に頭動きまくりなんだろうな〜


汗かきながらゲームしてることもしばしば。

湯気出てるみたいな感じで。


凄いパワーなんだろうなぁ〜


これは何かこの子の才能に繋がってるんだろうか。


いや〜きっと繋がってるんだろう、と思う。


不思議な力を感じた二日間でした。

安定剤が必要なくなった!

つい2ヶ月ほど前まで、

夜寝るのが嫌な日が続いてました。

それは、学校に行きたがらなくなった頃からずっと続いていて。

夜中の12時頃でも、

「寝られない。寝たくない。寝るの嫌。

何したらいいん?暇!!」とか言って

全然、寝ようとしなかった。

どことなく、寝ることに対して嫌悪感みたいなものがあったように思うくらい。


きっと明日が来るのが嫌だと強く思ってたんだと思う。

学校に行ってた時に、学校行きたくないと言いながら、泣きながら寝おちして、翌朝は泣きながら起きてた日があった。

どんだけの辛さだったのだろう。


学校に行かなくなっても、夜寝ることが嫌なことは続いていて、どうしてあげたらいいのか、分からず通院してた病院の先生にも相談していた。

その頃は、先生から安定剤も考慮して、

夜は寝られるようにしてあげたほうがいいと言われてた。

だけど、この歳で安定剤…

とても飲ませたくなかった。

少し渋りながら、原因を聞いてみたら、

やっぱりストレスが原因じゃないかと言われた。

だから、ストレスフリーにしてあげようと思った。

環境を整えて、それでも寝れなくてしんどいなら考えていこうと。


そこからは、寝る時間を気にしないでいいようにした。

寝たくないと言われたら、寝なくていいと伝えた。朝まで起きていよう、と。


絶対朝まで起きとこうぜ!!

ってなくらいに言ったら、驚いてた。

けど、笑ってくれた。

そして、何時までには寝るとか、決めずに

好きにゲームもYouTubeもやらせてみた。


あとは、他のストレスもなくしていった。


父親にわがまま言うことが多かった。

とにかく父親には、何でもかんでも、イヤイヤイヤ!

父親も怒ってはいけないと思いながらも

常に限界ギリギリくらいまで言っていってた。叩いたり登ったり…イロイロ。

だけど、私は、父親だけに出せる感情なのかもしれないと思った。

唯一、甘えられる人なんだと思った。


だから、それに対しては、トコトン許してあげたいとお願いした。

父親も、理解しつつほぼ許してくれるようになっていった。


それ以外にも、嫌だと言うことは、させなくていいように環境を整えた。

わがままも、わがままと捉えず関わった。

買い物も行きたくないなら、

配達でお弁当を頼んだりもした。

夜遅くに父親の帰宅後に買い物にスーパーに駆け込んだりした。


お風呂も嫌ならいいよ。

歯磨きも嫌ならいいよ。

片付けも嫌ならいいよ。


全てを許した。


とにかくストレスフリーにしたかった。

それだけ傷ついたんだから。

心を回復するには必要なことだと思った。


親としては怖さもなかった訳ではないけど、

今はとにかく心の安定が最優先と思った。


そうすることで、ドンドン元気になっていった。

父親に対する理不尽な言いがかりも

全面的に味方になり100%の気持ちで

父親を批判したりした。

完全なるあなたの味方だよ、と、分かってもらいたかった。

大切な存在だと思ってもらいたかった。

それには大げさ以上にやらないとダメな気がしたから。

マイナスになってしまった心の土台には、それぐらいのことが必要な気がしたから。


学校で先生から誘いまくられても

「嫌だ!」って何度も言う。

その日の帰り、褒めまくった。


嫌なことを嫌だとちゃんと言えたこと。


先生と生徒、しかも低学年のうちは特に、

断ることにすごく力がいることだと思うから。

それも何度も誘われて、何度も断る。

心にかなり負荷がかかることだと思った。

それをちゃんとできて偉い!って褒めた。


そういう辛さを、言われる前に気づいて

代弁してあげれるくらいに伝えてあげることで、心の負荷が外れていく。

軽くなる。そうするともし次に学校に行くことになっても、その壁が低くなるように思う。


そして、どこに行ってもどんなことがあっても私はあなたの味方だと分かってもらえる気がする。

信頼関係の気づき直し。

安心してもらえるように。

もう2度と裏切らないよって伝えたい。


そんなことを続けて行くうちに、

褒めることばっかりになると、

何も言わなくても、1人でやってみる!

ってことが増えていき、

寝ることへの抵抗感もなくなっていって、

12時から11時になって、

最近では10時過ぎに寝るような日も出てきたりして。

そこからは、1人で寝てみる!

とかまで出てきて本当に寝てたりする。


そんな風に落ち着いていったことを、

はじめに相談していた先生に伝えたら

安定剤なんて必要なくなりましたね、

とてもいい状態になりましたね、

このままの環境で続けていきましょうって。

診察の感覚も半年後とかになって、

だいぶあいた。


嬉しかった!!


環境を変えて、ストレスフリーにして

なおかつ本人の思いをそのまま受け止めて

全力で味方になって安心感もってもらえたから、今につながったのかなって思ったら、

安心した。

とてもホッとした。


最近では、1人でなんて絶対寝られなかった子が、自分のベットで1人で寝てたりする。


親から離れて寝るなんてできなかった子が、

おばあちゃんの家で1人で泊まってみる!

と自分から言って、本当に泊まりにいって

寝てたりする。


ほんの2ヶ月ほど前は、考えられなかったことなのに…。


ドンドン自分から褒められるようなことを考えるようにもなってきていて。

お手伝いも率先して、してくれることも出てきたり、買い物もついていってあげる!って一緒に行ってくれる日もあったりする。


そして買い物帰り、荷物持ってくれたりする。

そんな優しさが心に染みる。


本当に良かったと心から思える。


人として大切な何かをたくさん教えてもらってる気がします。

我が子から。


本当にありがとう、我が家に生まれてきてくれて、今を一緒に過ごしてくれて。


おかげで私たちは、親への階段を登り始めることができてるように思います。



子供の成長はただ待つだけ。

自立させたい。

1人で出来るように。

日常生活の中での躾。

外に出ても恥ずかしくない人間に育ててあげたい。

いや、それが親の役目。

わがままなんて許さない。

甘やかしてはダメ。

子供から嫌われてでも、怒ってでも、

今、目の前のことを、させていかないと

ダメな子になってしまう。

そんな風に思ってた。

それが、親として当然だと思ってた。


毎日、学校に行って、たくさんの友達と

仲良く遊んで、たくさん勉強して、

家でも自分のことは自分でできるように。

宿題や、次の日の用意、お風呂に入って

寝る準備も言われなくてもできる子に…

って、普通に思ってた。


それができないとダメな気がしてた。


だから、毎日毎日、口酸っぱく、

何度も何度も同じこと繰り返し言っては

怒っての繰り返しだった。

親の感情丸出しで怒ってたのに、

怒らないとダメって思ってた。


言っても言っても行動に移さない。

やるまでに時間がかかる。

やっても集中してないから、

出来てないことが多い。

間違いも多い。

イライラしながらやってるから、

手抜きもいいとこ。

それ見てまた、怒る。

怒られると更に嫌になっていく。


本当、真面目に頑張ってた。


これがこの子のためだと言い聞かせて。


自分もしんどいけど、子育ては力がいるもんだ!と。

世の中での良しとされてるルールを

守りながら育てていくんだって思ってた。


早寝早起き。

意地悪しない。

自分のことは自分でする。

わがまま言わない。

グズグズ言わない。

いつもいい子でいなさい。


そんな風だった。

今思うと改めて、余計なことばっかりしてたんだなぁと思う。


子供の本当の気持ちなんて、完全無視。

子供の成長なんて、こちらが引っ張ってやるもんだって思い込み。

大人がレール引いてやらないと、何も出来ないって思ってた。

子供の成長、子供の思い、子供の本当の姿に全く目を向けてなかった。


そんなところに目を向けることになんて、

全く気付きもしなかった。


でも今は思う。

子供の成長は、一本の樹のようだって。


木は、はじめ、一本の幹をまっすぐ上に向かって生やしていく。

それは、側から見たら、一本の木にしか見えない。

でも、少しずつ、根を張っていく。

いろんな方向に少しずつ。

そして、その根っこからたくさんの栄養を

吸収して、幹が伸びていき、長く成長した

幹の上の方からは、枝が分かれて生えてくる。

そして実をつけたり、花が咲いたりする。


これって子供の成長によく似てると気付いた。


一見好きなことしかしてないように見えるのは、幹が成長していく過程。

1つのことしか見えない。

側から見たらYouTubeやゲームばかりの子供は、毎日代わり映えのない、同じことだけしてるように見える幹。


でも実は、その中で根っこのように、

いろんな方に向かって根を生やし、

いろんなものをあらゆる角度から吸収し、

自分のものにしていってる。

好きなものの中で、いろんなものと交わっていく。

そして、その栄養でドンドン成長し、

たった一本の幹から、枝を分けいろんな方へ、世界を広げていく。


広げていった先々で実をつけ花を咲かす。


まさに子供の成長と同じ。


この根っこの部分は、親からは見えにくい。

よーく見てないとわかりにくい。

だけど、確実に成長する。

好きなことをトコトンさせてたら、1つのことだけにしか見えないけど、

見た目は毎日代わり映えのない、たった一本の幹しか見えないようだけど、

確実にその下には根っこが生えていってる。


だから親や周りの大人が、無理に外側だけ引っ張り上げて成長させようとすると、外側だけは成長するから一見早く成長してるように見えるかもしれない。

でも、それでは幹の中身は、空っぽ。


大きな木に育てても、中身空っぽでは、

大人の手から離れた時、何も出来ない。


しっかり自らの力で、中身を詰めこみながら、成長した子供は、少々のことでは、

折れない。強い。


そして、その為には、親が成長させようと、あれこれするのは、ダメ。

子供自身の中から成長する時期が必ずあって、それを待たないとダメ。

そして、子供の中から出てくる、思いや、

要求に気付き、大事に拾い上げて、トコトン答えてあげることが、とても大切。

これこそがその子供の土台作りとなる。

それは、その子の成長に欠かせないもの。



いろんなものを見たり考えたり感じたりしながら、成長していく。


それを、待てない親が、余計なことして子供をダメにする。今は、そう思う。


このことに気づけて本当に良かった。


たくさんの学び〜そして終止符へ。

ここ数ヶ月。

いろんな学びが私に降りかかってきました。

それもみんな、とても大切な学び。


もちろんいまだに学校には

全く行ってません。

毎日がYouTubeとゲーム。

最近はMy動画を撮るのがブーム。


側から見たら何も代わり映えしない日々で

相変わらずな引きこもり生活…

と、思われています。


が!が!!!しかし!!!!

めっちゃ変わってます!

わたしがぁーーーー笑笑

もちろん子供も🎶


以前のブログで書いてたような不安は全くなくなりました!


イライラも無くなりました!


かなり生活のベースが整ってきたように感じています。


それにはたくさんの学びがあったから。


試行錯誤しながら得た今の安定。

ここまで来るのはなかなか大変でした。

でも、ここまでくれば、

心はかなり穏やか。

何よりも、とっても楽になりました!


私の色々…

書いていきたいと思います!


学校に行かない、行かなくて良いよ、と

言ったものの、日々の生活の中では

やっぱり…


①開けっ放しにするドア…

毎日毎日、何十回言ってんの??!

ってくらい毎回毎回イライラして怒り口調で言ってました。


②お風呂に入らない…

何度も何度も入りなさいと繰り返し…

それでもなかなか入らないことにイライラして怒り口調になっていく毎晩。


③泣いて嫌がる歯磨き…

小さい時からほぼ毎日、全力で嫌がってきました。それでも、やらないといけないものは、やらないといけないの!!!と、無理やり押さえつけてまでやってきました…。


まずは、この3つ。

これだけの事でも、今思うと1日に何回もイライラした様子で関わっていたということになります。

私自身、少しずつ怒りたくない気持ちが強くなってきていたこともあって、考え始めます。

これは、怒らなくなったらどーなるの?

言わなくなったらどーするんだろう?

本当にやらなそうだから怖い。

虫歯になるし、不潔になるし、よく見る、

引きこもりの頭ボッサボサの臭そうな男になっていったらどうしよう。

社会にも出ていけず、家の中の最低限のルールすら守れないなら、どんな大人になるのだろうか…。


怖かったし、不安しかありませんでした。


でも、今の現状がベストとも思えない。

それならこのやり方は、違うのかもしれない。


ならいっそのこと、私たちもしんどいことはやめてみようか。


どーなるかわからないけど、

やってみないとわからないけど、

もしかしたらとりかえしのつかないことになるかもしれないけど、

一か八か!やってみよう!


まず、

①ドア…やっぱり冷房入れてる部屋だから

閉めて欲しい。でもこれは私の願い。

これは、お願いすらしても、押し付ける事ではないのでは?と、思いました。

そこで声かけを、


「すいませんけども、ドア閉めていただけませんでしょうか?」


と、丁寧にお願いしました。

そうすると仕方ないなぁ〜と言うようにすんなり閉めてくれるのです。

嬉しくて、その度にありがとう!を伝えました。何度か繰り返すと…


数回お願いしただけで、何も言わなくても閉めてくれるではありませんか!!!

しかも、そのうち、

「お母さん!見てて!今からトイレ行くけど、俺ドア閉めて行くで!」と

ほめて欲しいあまりに自ら言われなくてもやってくれるように!!


②お風呂…

これも入って欲しいと思うのは親の気持ち。

本人は入りたいわけではない。

ならば、入らなくても死にはしないと、

一応、声はかけるが、「どちらでも良いよ」

に変えました。

一度伝えたら、しつこく言わないように。

すると、これまた自ら

「お風呂はいる!1人で入る!」と。

入るまでにも何回も声をかけ続け、

1人では絶対に入れない、親としか入らなかった彼が、1人で入り始めました。

ぐずることもなく、すんなりと。


③歯磨き…

これも、しなくても良いと言いました。

ただ、口が臭くなるから遠くで話しましょう。そして、虫歯になることだけは、伝えておきます。あとはご自由に。

すると、どーでしょう。

私たちが歯磨きしてるのを見たら、

自ら歯磨きをし始めました。

しかも、甘い歯磨き粉しか無理だったのに、大人が使ってる歯磨き粉を持ってきて

これでするから!付けて!と、

自信満々な表情で歯磨きするのです。

初めは、したりしなかったりしてましたが、今では毎日ルーチンになってます。


そうやって彼の言うことを認めて任せてみると、ほとんど全て今では1人でやってしまいます。

そして、全てやる前に私たちに報告してくれます。

お母さん!今からこれやるよ!って。

そうなると、私たちはとってもオーバーに驚き、褒めちぎります!


すると、どんどん彼は、

1人でやってみる!精神が増えていきました。

1人で寝てみる!とか、

1人でばーばの家行ってみる!とか…。

こちらからは言ってもないことを言ってきたりして。

突然、

YouTube見ない時間作ってみる!とかまで。

今の私はそんなこと望んでもないので驚きました。笑


今までの私なら、ドア閉めるなんてやって当たり前。

お風呂や歯磨きは、絶対毎日。

やって当たり前のこと。

ほめられる事でもない、そんな事は。

という風で、褒めることなんて無かっただろうと思います。

感情に任せて怒ることはあっても。


褒めるレベルを下げた…というか、

本人のレベルに合わせた、という感じです。

本人がほめて欲しいと思うことと、

私たちがほめたいと思うところが違ってたんだと思います。

出来て当たり前が多すぎた。

もっと出来て欲しい、ばっかりになって。

褒めれることがない、と思っていた。


でも、そうではなくて、

本人のペースを認めて、本人の今に目を向けないと彼のニーズには答えられないんだな、と。


そんなことをしている時に、また、

学びの神が舞い降りてきます。


ある日、彼の今の生活をこのまま支えたいと思っているのに、ずっと家にいないといけないことがストレスになっていて、邪魔してくる、と旦那に愚痴っていた時のことです。


今までは、こんなことしてみたら?

家でできることで、こんなのは??

とか、プランをいくら立ててもらっても

どれも的外れのような、

優しさで言ってくれてるんだろうけど、

私の気持ちは全く晴れない…

何でだろう??

と、おもっていました。


でもその日は、旦那から

「そりゃしんどいよな。俺は毎日仕事行ってるから、そこまでしんどくならないけど、

お前みたいに毎日ついてないといけない日々を送れって言われたら、できる自信ない。

ホンマによくやってくれてると思う」

と、言われたのです。


すると、一気に気持ちが軽くなりました。

そして!

気持ちが軽くなると、不思議と、何をしようか?と自分でプランを考えられるようになったんです。


ここ!!!

とっても大事です!!!


どうやって行こうかって考えて決めて進んでいくのは、自分じゃないと出来ないこと。


でも、そのためには心も体も元気でないと出来なくて。


その心を軽くして健康にあるためには、

分かって欲しい人に

共感してもらって認めてもらえることが出来ないと、前に進めない。

それは、1人では出来ないこと。


全てが繋がりました!

そうか。私たちがいくら、しんどくなってる彼にこんなことしてみる?こんなんもあるよ?って、どうしてあげたらいいかって考えたり、言ってても全然ダメ。


私たち親が出来ることは、

ただただ本人の気持ちを分かって、

認めて心を軽くしてあげることなんだって。

逆にそれだけでいいんだって。

そこから先のことは、彼自身が決めて進んでいくんだって。

押し付けでは、伸びないし、進めないんだなって。


身をもって理解できたように思います。


そこからは、私自身とっても気持ちが楽になって。

今、目の前で毎日キラキラして好きなことをやってる彼をみてると、応援したいし、逆に未来に希望が持てるように。


だって、学校に行けなくなったからこそ、

今のこの生活があって、

今のこの生活があるからこそ、

今後の彼につながっていくんだって思ったら、行けなくなったことにすら

感謝できるかも♡ってくらいに思えるように!!


飛躍しすぎかもしれないけど、

今は本当にそう思えるのです。

思っていたいのです!!

今のことしか考えられないけれど、

子供の未来への漠然とした不安ってのは、

学校行ってても行ってなくても同じ。

と思うのです。


とても大切な学びをさせてもらいました。



今でも、彼はどんどんやりたいことを

自分で見つけて、やり方も自分で学んで、

楽しそうに忙しそうにやってます。

その中での成長も彼なりに見えてきて。


以前は文字にも全く興味なかったのに、

今ではユーチューバーにコメント送った!

とか、

イクラで作った自分のレストランに名前をつけたくて、ひらがな打ってみたり。

あいうえお表を、見るのも嫌になってた子が

やりたいことがあると、

打つのはとっても早くなって。

いつの間にそんなにできるようになったの???って驚きます。

何にも教えてないのに。


やりたい事のためには

苦手なことも苦手に思わないんだなー。


そして、やりたい事のためになら

こんなにも伸びるのが早いなんて!!


驚きと共に、大きな安心感にも繋がります。


この子は、大丈夫だと。


一日中、何も言わなくても、やりたいことも自分で見つけて、どんどんこなしていく。

今では引きこもりではないと思っている、私がいます。

やりたいことが外にあれば、躊躇なく出ていける。

たまたま、やりたい事が家の中で全部できるっていうことなだけで。

一日中でも、やっていられること。

それって本当はとっても真似できないこと。

誰もができることではないって思うのですよ。彼だからこそできること。

とても素敵なことだと思う。


言われないとできない人間になるよりか、

全然マシだ。

そして、自分の好きなこと、やりたいことが明確な人間の方が、確実に、幸せだ。


それができる人に育って欲しい。


そのための環境を整えていたい。

今は本心からそう思えるようになりました。


自分で決めて自分で進んで行けば、

どんな困難も困難じゃなくなるんだろう。

そう思います。


順番なんて意味がない。

学びたいときに学べばいい。

今を幸せに生きていないと

この先も幸せになれない。


今を楽しく生きていこう!!


最近は平日に、2人でプチ旅行に出かけるのがマイブーム♡♡


こんなことが出来るのもまた、

今しかできないことで。


とっても今が充実してきたら、私の表情や口調も穏やかでどこか楽しげに今のこの生活を話してると、そんな変化に、

良かったと心から思ってくれる人は少ないけど、確かにいてくれる。


逆にそんなことダメでしょ!って言ってくる人もいるのは確かです。

いや、何ならそんな人の方が大半です。


だけど、彼のことを本当に理解して

支えていきたいと心から思えてる今となっては、わからなくて当たり前。

理解も配慮も無用。

だって今の彼には必要ないことだから。


不思議な顔されることもしばしば…

となってきた最近ですが、

それも笑って終わらせられる。

なんせ今の私は確実に間違っていないと

心から思えてる。

だってとっても幸せだから!!


これからも、また壁にぶち当たるかもしれないし、大きく揺れることもあるかもしれない。

だけど、そこからまた学べばいい。

やり直すことなんていつでも出来るから。


もし、最後まで読んでくれた人がいてくれたなら、本当に嬉しいです。

もし、今しんどい最中にいる方に

少しでもこのストーリーが届けられたら…。


少しでも気持ちを軽く出来たなら…。

と願いを込めて書いちゃいました!



でもでも、まだまだ、これからの彼を

モニタリングして報告していきたいと

思ってまーす!!!

みんなと同じように成長していく彼を。


親もしんどい…からの学び。

一緒に引きこもるようになって

数ヶ月。


週に一度、仕事に行けることになりました。


旦那のお母さんに来てもらって

預けて行くことに。


感謝です。


うちの引きこもり息子も喜んでる。


彼も私とだけの日々に疲れてる感じ。


だけど、外に出る気はないみたい。

出られる状態ではない、の方が当てはまる感じなのかな。


ついに学校も二学期スタートしました。


始まるね〜くらいに伝えてた。


ずーーっと家にいたら

たまには外で遊びたくなったり

動きたくなったり

友達と遊びたくなったり

しないの??

って聞いたら、彼は


「全然!俺、引きこもりたい!

妖怪ウォッチの引きコウモリみたいになりたい!」


とのこと。


思わず笑っちゃったなぁ〜。

彼の前では笑うことしかできなくて

そっかぁ〜って笑ってた。


どんな気持ちで彼がそう言ったのか

真意はわからない。


でも、多かれ少なかれ

彼は引きこもりたいと思ってる。


これが事実。


淡々と受け入れていたらいい。って

思ってる…というか、

そう自分に言い聞かせるしかないと

思って、


事実は事実。


それ以上でも以下でもない。




なのに、何だろう。

傷ついてるみたいなしんどさに襲われた。


彼には今はとにかく好きなことを

好きなようにやってもらってたらいいって

何度も何度も自分に言い聞かせてきた。


なのに、まだ、受け入れられてないのかな

……。


いちいち傷ついてちゃ、ダメ。

傷ついてたって仕方ない。

現実は変わらないんだから。

前向きに楽しめることを考えて

ただ今を過ごすことだけ考えないと!


って自分を奮い立たせようとするのに

体が重い。

いうこと聞いてくれない。


彼と2人で長い夏休みの間に2回も旅行に行った。

彼も嫌がらず付いてきてくれた。


それなりにのんびり、ゆっくり

海見て癒されて

楽しい時間もあって

いい気分転換できたと思う。


なのに、帰ってきたらまたしんどい。


もぉ諦めないと仕方ないのに。

この生活は、まだまだ続くんだから。


だけど、しんどくて旦那の前だけでは

しんどさMAXな顔をして

分かってもらいたいのか

共感してもらいたいのか

自分でもよくわからないけど

しんどさアピールしてしまう。


唯一、甘えられる人だから。


でも、旦那さんもそんな顔してる私を見てるのが辛いのも分かる。


そして、旦那は自分の親に頼ろうとする。

いわゆる私からすると

義理の母親。


馬鹿なの?

今まで何度も言ってきた。

義理の母親にあなたは頼れても

私は心底頼れることはないと。


だって義理の母親は、

旦那と孫のことにしか愛情を注がない人だから。


昔からそぉ。

旦那のことはべた褒めするけど、

私には嫌味しかない。


旦那が実家に行けば豪華な食事が出てくるけども、私には何もない。


会えば会うほど、いろんなことが見えてしまう。

旦那と孫にしか愛情を持たないのも

仕方ない。

可愛いのはその2人だけなんだから。

それも事実、変えられない現実。

それはそれでいい。

孫を可愛がってくれるなら感謝さえできる。

そして何より

旦那さえ理解してくれてたら

どんなに嫌味を言われても

気にならなくなる。

いつもそぉ。

本当にそうなんだよ。


だけど、その旦那が私がしんどいって

なってるのを義理の母親に

どうにか助けてくれって言う。


馬鹿なんだろう。


旦那は大馬鹿だ。


私の気持ちも自分の母親の気持ちも

何にも分かってない。


そして、私には、

これしてみたら?

家にいてもできること何かやって

ストレス発散できるようなこと

やってみたら?


って言う。


そんな物があれば、もっと早くにやってます。


そんな物があれば そもそも困ってません。


そんな物があればこんなに苦しんでません。



困ってるし、苦しいけど、

今はどうにもならない現実が目の前にあって

しんどくなってるの!


共感してほしい。

一緒にしんどくなってほしい。

一緒にしんどさ語りたい。

分かって欲しい。

私の気持ち…

代弁できるほどに。

私の代わりに怒ったり悲しんだり

してくれるくらいの共感が欲しい。

重荷を分け合いたい。


それがあれば、多分それだけで、

前に進める。

気持ちも少しずつでも落ち着けるのに。


何で分かってくれないの?

何で誰かに私を助けてもらおうとするの?

あなたじゃないと私は救われないのに。

あなたにしか出せない気持ちなのに。



あなたは私のためにやってるのかもしれない。


でも、逃げたいだけに見えてくる。


私のしんどさと向き合わないように。


そんなことされると余計キツくなる。


でもでも、そんなしんどさの中、

学びにつながった。


息子も外に出るために

これならどぉ?

あれならどぉ?

どうしたら外に出れるかな?

って周りからいくらアイデア

出されても無理なんだなぁーって。


そんなことよりも

外に出るつらさを代弁できるくらいの人に

共感してもらったり

分かち合ってもらえる方が

いくらも気持ちは楽になるし

前向きになれるんじゃないかな。


私がそうだから。


今のしんどさを分かってもらって

共に考えて寄り添ってくれたなら

もっと前向きになれるだろうなって。


そのしんどさ間違ってないよって。

そのしんどさ当たり前だよって。

めっちゃ頑張ってるよ!って。

言ってもらいたい人に

そぅ言ってもらいたいんだ。


そこからアイデアなんだなって。


いい学びができました。


嫌だけど、やっぱり

涙で人は強くなる。


強さって人の気持ちがわかることなのかな。


誰だって経験して体感してみないと

本当の理解は出来ないもんね。


共感するってのも強くないと出来ない…

のかな。


他人に言えないこと

他人に言いたくないこと

旦那にしか言えないこと

旦那だからこそ分かってと言いたいのに。


旦那の馬鹿野郎〜〜!!!

生きてるだけで丸もうけ

最近、そぉ強く思います。


長らく更新できずにいました。


夏休みに入って色んなことがありました。


本人は、いたって元気です。

学校がなく、正々堂々と休んでいいからなのかな。


楽しいことだけのためには、

私から離れて楽しめる日もありました。


特定の大好きなお兄ちゃんがいてくれると、違う人のように

楽しそうに笑ってて

どこにでも私から離れて行けて

お泊まりもできて

ゲームやYouTubeからも離れて

体を使って遊んでる。


本当に久しぶりの姿でした。


でも、そんなお兄ちゃんが帰ってしまったら、やっぱりまた元通りの彼に戻ります。


成長を感じたひと時でした。


その後のガッカリ感は、予想してたから

だからこそ、ガッカリしないように

気持ちに保険かけて

予想してたはずなのに、

やっぱり、無意識に?辛くなってます…

はい。


外出も、やっぱり親とは嫌。

泣きながら拒否反応を示す彼に

こちらまで辛くなる。


でもでも、頑張って行けば

楽しんでる姿も見られたりする。


見通しが立たない彼だからこそ

トラウマ?が根強いと

言葉で説明しても理解に至らず、

行ってみてやってみて初めて

楽しかったかも?ってなる。


なかなか力いります。


そんな彼との生活も長くなってきて

周りの大人の方から

様子を聞かれたり報告することも

多くあります…


そんな時、私は今の彼には

時間が必要だし、親には

そのままを受け入れる努力が必要で

だから、彼の思うままに

なるべく生活できるように

努めている、と説明する。


中には、褒めてくださる方もいる。


でも、8割型、理解してもらえてないなーって顔されます…。


不思議な親?

いやいや、ダメな親?

こんな考えだから子供も?みたいな?

雰囲気だけの人はまだしも

もろに言われる人もいます。


「そんな風に放っておいた親を知ってます。

その子供は店のものも黙って取ってきたり

世の中のルールも分からないような子になりますよ。」


とか言われると、理解しにくいことだと

分かっていても、

うちの彼は、もぉすでに買い物の理解は

してるし、大概のルールは守って生活してるけれども、

すごく心に残ってしまう。


身内からでさえ、

心ない言葉のシャワーを浴びたりする。


今まで突っ走ってきたから

泣く暇もなかった。


そんな余裕もなかったのかな。


だったら、今は周りの声を聞いてしまう

余裕が出来たのかな。

傷つく余裕?


彼に対しては、一旦、こころの中で

答えが出たから。


でも、それは私の中だけのこと。


周りの理解は、程遠いな。


そしてそんな人たちからの

一言一言に一喜一憂してしまうんだな。


なら、ブレない。

心を乱されないように

確固たる決意にしていかないと…

なのかな。


人を憎まず

罪を憎む?だっけ?


それを目指して。


でも、そんな言葉に傷つけられた私は

自分が辛かったんだと気付かされた。


あぁ、自分、しんどかったんだなーって。

自分で思ってた以上に

心は悲しんでたのかって。


でもでも、彼には生きててもらえるだけで。

側にいて、笑ってくれてるだけで。

それだけで幸せなんだと思う。


いや、


それが何より大切。


彼は生まれた時から問題だらけだった。


558g。


彼の出生体重。


生まれてすぐさらに体重は減って


400g台まで落ちた。


消えて無くなるのかと思うほど小さかった。


だから、今、周りの同級生と大きさが変わらないくらいに大きくなったこと、

それこそ奇跡。

何度も命の危険にさらされながらも

生き抜いた強い生命力。


この子は、生かされてるんだって

強く思った。


何か意味があって、生まれてきたんだと。


そんな頃のことを思い出すと


生きてるだけで丸もうけ


本当にそう思う。


側にいるだけで

笑ってくれてるだけで

それが一番な幸せなんだって。


感謝しないといけないね。

今のこの時間に。

一緒に過ごせるこの一瞬一瞬に。

私だけは今までのこと

忘れちゃいけない。

今までの経過の全てに感謝して。


神さま、ありがとうございます✨


私にこの子を授けてくれて。