小学生で不登校〜どこまで許す?〜

小学2年生の終わりから不登校になった、彼。そんな彼がどうして不登校になったのか、そこから始まる引きこもり。親はどうして接していくのか。どこまで許すのか。この幼い彼の今とどう向き合うのか。正解のない、答えのない、手探りな日々の葛藤を描いていきます。

生きてるだけで丸もうけ

最近、そぉ強く思います。


長らく更新できずにいました。


夏休みに入って色んなことがありました。


本人は、いたって元気です。

学校がなく、正々堂々と休んでいいからなのかな。


楽しいことだけのためには、

私から離れて楽しめる日もありました。


特定の大好きなお兄ちゃんがいてくれると、違う人のように

楽しそうに笑ってて

どこにでも私から離れて行けて

お泊まりもできて

ゲームやYouTubeからも離れて

体を使って遊んでる。


本当に久しぶりの姿でした。


でも、そんなお兄ちゃんが帰ってしまったら、やっぱりまた元通りの彼に戻ります。


成長を感じたひと時でした。


その後のガッカリ感は、予想してたから

だからこそ、ガッカリしないように

気持ちに保険かけて

予想してたはずなのに、

やっぱり、無意識に?辛くなってます…

はい。


外出も、やっぱり親とは嫌。

泣きながら拒否反応を示す彼に

こちらまで辛くなる。


でもでも、頑張って行けば

楽しんでる姿も見られたりする。


見通しが立たない彼だからこそ

トラウマ?が根強いと

言葉で説明しても理解に至らず、

行ってみてやってみて初めて

楽しかったかも?ってなる。


なかなか力いります。


そんな彼との生活も長くなってきて

周りの大人の方から

様子を聞かれたり報告することも

多くあります…


そんな時、私は今の彼には

時間が必要だし、親には

そのままを受け入れる努力が必要で

だから、彼の思うままに

なるべく生活できるように

努めている、と説明する。


中には、褒めてくださる方もいる。


でも、8割型、理解してもらえてないなーって顔されます…。


不思議な親?

いやいや、ダメな親?

こんな考えだから子供も?みたいな?

雰囲気だけの人はまだしも

もろに言われる人もいます。


「そんな風に放っておいた親を知ってます。

その子供は店のものも黙って取ってきたり

世の中のルールも分からないような子になりますよ。」


とか言われると、理解しにくいことだと

分かっていても、

うちの彼は、もぉすでに買い物の理解は

してるし、大概のルールは守って生活してるけれども、

すごく心に残ってしまう。


身内からでさえ、

心ない言葉のシャワーを浴びたりする。


今まで突っ走ってきたから

泣く暇もなかった。


そんな余裕もなかったのかな。


だったら、今は周りの声を聞いてしまう

余裕が出来たのかな。

傷つく余裕?


彼に対しては、一旦、こころの中で

答えが出たから。


でも、それは私の中だけのこと。


周りの理解は、程遠いな。


そしてそんな人たちからの

一言一言に一喜一憂してしまうんだな。


なら、ブレない。

心を乱されないように

確固たる決意にしていかないと…

なのかな。


人を憎まず

罪を憎む?だっけ?


それを目指して。


でも、そんな言葉に傷つけられた私は

自分が辛かったんだと気付かされた。


あぁ、自分、しんどかったんだなーって。

自分で思ってた以上に

心は悲しんでたのかって。


でもでも、彼には生きててもらえるだけで。

側にいて、笑ってくれてるだけで。

それだけで幸せなんだと思う。


いや、


それが何より大切。


彼は生まれた時から問題だらけだった。


558g。


彼の出生体重。


生まれてすぐさらに体重は減って


400g台まで落ちた。


消えて無くなるのかと思うほど小さかった。


だから、今、周りの同級生と大きさが変わらないくらいに大きくなったこと、

それこそ奇跡。

何度も命の危険にさらされながらも

生き抜いた強い生命力。


この子は、生かされてるんだって

強く思った。


何か意味があって、生まれてきたんだと。


そんな頃のことを思い出すと


生きてるだけで丸もうけ


本当にそう思う。


側にいるだけで

笑ってくれてるだけで

それが一番な幸せなんだって。


感謝しないといけないね。

今のこの時間に。

一緒に過ごせるこの一瞬一瞬に。

私だけは今までのこと

忘れちゃいけない。

今までの経過の全てに感謝して。


神さま、ありがとうございます✨


私にこの子を授けてくれて。